マルチュウスマイル

エビの背わたとは?正しい取り方をプロは解説します

エビの背わたは、エビの腸管のことです。そのまま食べると臭みがあり、料理が台無しになってしまう可能性があります。

今回は「背わた」について、150年以上の歴史を誇る水産物商「マルチュウスマイル」が正しい取り方について紹介します。

背わたの取り方を知って、より美味しいエビ料理を召し上がっていただけると嬉しいです。

エビの背わたってなに?

エビの背わたとは背の黒い筋の正体は「消化管の腸管」です。腸管はエビが捕食したものや消化されたもの、そして砂が混じっていることがあります。背わたがついたままの状態でエビを調理すると、臭いや食感が損なわれるだけでなく見栄えも悪くなります。

背わたと腹わたの違い

エビの腹わたの正体は「神経」です。エビの神経である腹わたには、背わたのように消化したものなどが入っていないため、除去しなくても料理の味に影響を与えることはありません。

背わたは取らないといけない?食べていい?を回答します

エビの背わたは食べても問題ありません!

しかし、背わたにはエビが食べたものや消化したもの、砂などが入っていて、食べた時にジャリっとする食感や生臭さの原因となります。そのため、調理前に取り除くことをおすすめしています。

腹わたも取らないといけないのか

エビの腹わたは「神経」のため、基本的には取り除く必要はありません。味に影響しませんが、サラダやスープなどの淡い色合いの料理に腹わたがついたエビを使うと、ピンク色のエビに黒い筋が入っていて見栄えが悪くなると気になることもあるかもしれません。見た目が気になる際には、背わたと同様に取り除いてから調理しましょう。

エビの背わたの取り方

準備するもの

  • エビ(調理前の殻つき)
  • 竹串

【手順】

  1. エビの殻の中に竹串を差し込みやすくなるように、背中を曲げるようにして片手で持ちます。殻のすき間に身が見える程度の強さで曲げます。
  2. 背中側の身の真ん中に竹串を刺します。刺す深さは2~3mm程度で、大きなエビは深めに、小さなえびは浅めに刺すことをおすすめします。
  3. 背わたを見つけたらすくい取るように、しっかりとつかんで切れないようにゆっくりと引き抜きます。
ポイント

背わたを取り除いている途中で切れてしまった際には、節と節の間に刺し込んで、残りの背ワタを取り除きましょう。

また以下の記事では、エビを下処理する方法を詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

まとめ

エビの背わたは味、見た目、食感のすべての面において、料理をより美味しくするために取り除くべきものです。背わたとよく間違えられる腹わたも味に影響はありませんが、見た目には影響が出てくる場合もあるため、気になる方は取り除くことをおすすめしています。

正しい背わたの取り除き方で、おいしいえび料理を作りましょう!

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