エビは下処理をしっかり行わないと、臭みや汚れなどが残ってしまうことがあります。下処理はエビの見た目を美しくするだけでなく、身を柔らかくプリプリに仕上げてくれるのでとても大切な作業です。
今回は、初心者の方にもわかりやすくエビの殻の剥き方から臭みの取り方までを説明していきます。
いくつかのポイントをおさえるだけで、おいしいエビ料理を作ることができますよ!
エビの殻の剥き方
【手順】
- 頭と尾を取り除きます。
- 頭と尾を取ったら、殻と身の間に隙間があるので、指を差し込んで殻を剥きます。
- 背側の殻は、最後に剥きます。背側の殻は硬いので、手で剥くのが難しい場合は包丁を使って切り込みを入れると、簡単に剥くことができます。
エビの背わたの取り方
準備するもの
- エビ(調理前の殻つき)
- 竹串
【手順】
- エビの殻の中に竹串を差し込みやすくなるように、背中を曲げるようにして片手で持ちます。殻のすき間に身が見える程度の強さで曲げます。
- 背中側の身の真ん中に竹串を刺します。刺す深さは2〜3mm程度で、大きなエビは深めに、小さなえびは浅めに刺すことをおすすめします。
- 背わたを見つけたらすくい取るように、しっかりとつかんで切れないようにゆっくりと引き抜きます。
また以下の記事では、背わたについてや腹わたとの違いについて詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
エビの臭みの取り方
エビの臭みを取るには片栗粉と塩を使いましょう!
片栗粉には細かい粒子で汚れを吸着する作用があります。塩は臭みや汚れを浮かび上がらせることができ、ぬめりを取り除き、身を引き締める作用があります。片栗粉と塩のWパワーで海老の臭みや汚れをすっきり取り除く方法をご紹介します。
準備するもの
- エビ(殻なし、背わた除去済み)
- 片栗粉
- 塩
【手順】
エビ約10匹分を想定しています。
- 背わたを取り除いた海老をボウルに入れます。
- 塩小さじ1を振りかけ、ぬめりが出るまで揉み込みます。
- ぬめりが出てきたら片栗粉大さじ2を加え、全体に馴染むまで揉み込ます。
- 汚れが浮き出てきたら、ザルにあげて冷水で洗い流します。
- キッチンペーパーで水気を拭き取ります。
- 汚れや臭みが気になる場合は、2~5の工程を繰り返します
※海老の量に合わせて、塩と片栗粉の分量を調整してください。
- エビの身がくずれやすいため、強く揉み込みすぎないでください。
- エビの鮮度を落とさないように冷水で洗いましょう。
- エビの風味が損なわれないように長時間水に浸しておくのは避けましょう。
まとめ
以上、エビの下処理方法を紹介しました。
正しい下処理方法で、いつもより美味しいエビ料理を作ってみてはいかがでしょうか。
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