ホーム > スマイルブログ > 海鮮の教科書 > 魚の解凍方法を海鮮のプロが紹介！時短かつ美味しく食べるための情報満載

魚の解凍方法を海鮮のプロが紹介！時短かつ美味しく食べるための情報満載

2023.01.19

魚などの食材はスーパーで買い溜めして冷凍保存しておくことがほとんどです。しかし、いざ料理を作ろうと思った時に解凍し忘れていたなんてことがよくありますよね。

ゆっくりと解凍するのが理想的ですが、実は時短で解凍できる方法もいくつかあるのです。そこで、今回は魚の解凍方法をご紹介します！

解凍に関する疑問にも答えていますので、不安を解消して美味しい魚料理を楽しんでくださいね。

自宅で取り入れられる魚の解凍方法5種類

流水解凍は密閉したパックなどに入ったママの魚をボウルに入れ、蛇口から水を流し当てる方法です。流水解凍の場合は基本的に冷水なので鮮度を保ったまま解凍ができるのが特徴です。しかし、100g程度で5〜7分程度かかるため、急速解凍と言っても少し時間がかかってしまいます。

より急速解凍したい場合は35〜40℃のぬるま湯にせっていし流水させると時短につながります。

湯煎解凍は流水とは反対に熱湯で解凍する方法です。沸騰したお湯が入っているフライパンや鍋に密閉したパックなどに魚を入れたまま解凍します。3〜4分ほどで解凍は完了。

流水解凍に比べ半分の速さで解凍できますが、湯煎につけすぎると火が通ってしまう可能性があります。魚の大きさによって前後するため、様子を見ながら解凍しましょう。

アルミの熱伝導の高さを利用して解凍するため、フライパンと底がアルミの鍋をそれぞれ用意します。フライパンの上に冷凍した魚を乗せ、更にその上に鍋を乗せ、鍋の中には30～35℃のぬるま湯を入れます。時間は4～5分程度を目安に解凍しましょう。

均等にキレイに解凍できるのが魅力ですが、1cm以下の薄さであることや途中でひっくり返す必要があることなどに注意する必要があります。

冷凍の魚は電子レンジで解凍することも可能です。弱モード（100〜200W）または解凍モードがあればそれを選択します。

耐熱皿にキッチンペーパーを敷き、冷凍の魚をそのまま乗せます。1分ずつ様子を見ながらひっくり返すと丁度良いです。

一番定番で確実な解凍方法です。冷蔵庫で解凍する場合は使用する2時間ぐらい前から冷蔵庫に移しておきます。

冷蔵庫での解凍は魚も水っぽくならず美味しい状態が保てますが、余裕を持って解凍するときに限りますので、急いで解凍する必要があるときは上の3つを試してみてください。

冷凍保存しておけばかなり長い間置いておいても心配なさそうですよね。しかし、冷凍保存にも賞味期限があります。冷凍保存できる期間は2週間程度と覚えておきましょう。

冷凍庫に入れていても冷凍庫を1日に何度も開閉していると室内の空気が入り冷凍庫内の温度も上がってしまいます。

そうすると冷凍していた魚も少しずつ鮮度が落ちてしまいますので賞味期限を意識して冷凍しておくことが美味しい魚料理を作るポイントです。

よくある魚の解凍に関する疑問をまとめました。

A.時間がなくても急速解凍などで解凍してから焼くのがベスト！

解凍しなくてもフライパンで火を通したら確かに解凍され、そのまま火を通して食べることができます。解凍を忘れていた時は急ぎたいがためにやりたくなってしまいますよね。

しかし、解凍しないまま火を通すと魚自体が水っぽくなってしまうのでオススメしません。できあがったときの身のしまりや魚本来の旨味が逃げてしまうので、美味しくいただくためにも解凍をしてから焼きましょう。

A. 変わります。

流水解凍や電子レンジ解凍でも十分美味しく食べられますが、やはり冷蔵庫解凍が一番味わい深いでしょう。冷蔵庫解凍の場合はゆっくりと時間をかけて解凍できますが、時短で解凍した場合はどうしても冷蔵庫解凍よりは水っぽく薄味になってしまいます。

A. 再冷凍すると味が落ちてしまいます。

ドリップと呼ばれる旨味成分が解凍によって水分と一緒に流れてしまうため、そこから再冷凍すると旨味はどんどん減ってしまいます。それにより味はさることがなら食感までも損なわれてしまいます。

今回は冷凍した魚の解凍方法や解凍に関する疑問を紹介してきました。

本来は冷蔵庫でゆっくりと解凍するのが理想的ですが、忙しい毎日を過ごしていると魚を解凍することを忘れてしまいます。いずれにしてもしっかりと解凍してから調理することで美味しい魚料理ができることを忘れないようにしましょう。

新鮮な魚を取り寄せたい時はマルチュウスマイルをご利用ください。

水産物商が手がけるマルチュウスマイルでは目利きのプロが厳選した新鮮な魚をお届けします。レストランでしか味わえないような美味しい魚を、通販によって簡単に自宅で食べられます！

せっかくの美味しい魚ですから、食卓でも美味しく食べられるよう解凍をしっかりしてから召し上がってください。