愛知県は海に隣接しており、有名な海産物などの名産品がたくさんあります。しかし、実は海産物だけではなく野菜などの農産物や畜産においても名産品がたくさんあるのを知っていますか。
「愛知県に旅行に行きたい!」「愛知県の名産品を食べてみたい!」「本物の食材の味を知りたい」
そんな方のために、地元、創業150年以上の歴史を誇る水産物商「マルチュウスマイル」が愛知県の名産品を海産物・農産物・畜産物を紹介いたします!
愛知県の歴史深い名産品をぜひ堪能してみてください。
【海産物】愛知県の名産品
愛知県の海は、太平洋、伊勢湾、三河湾、知多湾と渥美湾と海岸線は594kmと長く、沿岸一帯は水産資源が豊富です。
漁獲される種類は様々ありますが、全国で有数の水揚げ量を誇っているものもいくつかあります。
その点を交えて、名産品を紹介していきます。
しらす
愛知県南知多町は漁場に恵まれた環境で日本有数のしらす漁獲量を誇ります。
南知多町は「南知多しらす街道」とも呼ばれ、大井・片名・師崎・日間賀島・篠島の5地区を示しており、高い品質のしらす料理を味わうことができます。
マルチュウスマイルでは、5地区の中の師崎でとれた新鮮なイワシの中から高品質なものを厳選し、素早く赤穂の甘塩で釜茹でして乾燥させました。
一口食べると、海の香りがふわっと広がります。独特な臭みもなく、栄養が豊富なしらすはしらす丼やチャーハン、パスタなど幅広い料理で楽しめます。
トラフグ
愛知県は全国有数の「トラフグ」の産地。トラフグは、12〜2月に漁獲され冬の味覚の王様ともいわれています。愛知県南知多町の港で多く水揚げされていますが、水産資源を守るため、地元では漁獲時期や漁獲量を制限したり、さらに、稚魚を育てて放流するなどの活動も積極的にされています。
トラフグは、「てっさ」として食ベることが有名ですが、唐揚げや鍋などでも人気。
地元から愛されて育つトラフグ、愛知県に行った際は堪能してみてはいかがでしょうか。
あさり
愛知県は、全国1位のアサリ漁獲量を誇ります。
西尾市、蒲郡市の漁獲量が多く、次いで渥美半島、知多半島でも漁獲されています。
春が旬の愛知県のあさりは、身が殻からはみ出すほどに大きくなり、しかも柔らかい。
酒蒸しや味噌汁、パスタやパエリアなど、食べ方がたくさんあります。
日間賀島のたこ
愛知県日間賀島のたこは日間賀島のシンボル的存在にもなっており、料理だけではなく、タコのオブジェなども島の至る所にあるほどタコが有名です。特に春はタコが旬なため観光で行くとより楽しめます。
うなぎ
愛知県はうなぎの生産量は全国2位で一色産うなぎや豊橋うなぎは高級うなぎとしても有名です。夏に出荷される、養殖期間の短い”新仔”も有名で身と皮が柔らかく「愛知県のうなぎ」として人気を博しています。
マルチュウスマイルのうなぎは三河一色産を使用しています。三河一色は穏やかな三河湾に面し、うなぎが育つ環境にも大変適しており、ここで良質なうなぎが養殖されています。
愛知県の名産品【農産物】
自動車などの工業で有名な愛知県ですが、農業産出額が全国8位(平成30年)と農業が盛んな県でもあります。
特に、野菜や花の生産が盛んで、キャベツ、大葉、イチジク、ふき、菊、バラ、洋ラン、シクラメン、観葉植物、うずらの卵など産出額全国1位の品目がいくつもありますのでメイサ品をいくつか紹介していきましょう。
小麦
愛知県では、農林61号・イワイノダイチ・きぬあかりの3つが作付けされています。
その中で「きぬあかり」は新品種で、愛知県の気候に合うため作りやすく、うどんやきしめんなどの麺を美味しく作れると言うのが特徴です。
またこれまでの品種と比べてもメリットが多く、
- 穂が長いため収穫量が多い
- 収穫時期が早いため梅雨と重なりにくい
- 湿害に強い
など生産する上で農家の方にも嬉しい品種ということが分かります。
キャベツ
あまり知られていませんが、キャベツ生産の歴史は古く、明治時代から名古屋市近郊で始まりました。「野崎中生キャベツ」は愛知県の伝統野菜にも選定されており、優良品種として全国で愛されてきました。
トマト
トマトは全国的に栽培が盛んではあるものの北海道や愛知県、九州が有名です。その中で愛知県は全国3位の生産地域であり、尾張・西三河・東三河と言った場所で栽培技術や品種改良などこだわった栽培を行っています。
キャベツに続きトマトにも「ファーストトマト」と言う伝統野菜があります。現在では栽培しやすい桃太郎などが多いですが懐かしさを感じられるファーストトマトは今でも人気があるようです。
愛知県の名産品【畜産物】
海産物、農産物と紹介してきましたが、畜産においても愛知県は全国11位の産出額であり、農業全体の30%を占めています。
背景としては酒をはじめとした醸造業が盛んだったことにより畜産の飼料となる材料が手に入りやすくなったことが要因と言われています。
うずらの卵
うずらの卵の産出額が全国1位で、60%ものシェアを占めています。現在飼養されているうずらは野生のうずらを改良したニホンウズラと言う種類です。ニホンウズラは多産卵用に改良されているため、孵化後40日程度で散乱するようになります。
「うずら卵は栄養満点。生卵を食べられない人にもうずら卵を食べてほしい」という想いから味付け燻製卵の「うずらたま5(ご)くん」シリーズが誕生し、愛知県のお土産商品としても人気です。これは、豊田市の味噌メーカーと愛知県が共同開発し、生産者の声を取り入れた商品です。
鶏卵
うずらの卵以外にも鶏卵の生産も愛知県は有名です。東三河や知多半島を中心に飼育が盛んであり、全国6位の産出額を誇ります。
養鶏は江戸時代末期にあった「サムライ養鶏」が始まりと言われています。これは尾張藩士が副業として始めたものだそうです。思いがけないきっかけから特産品になることがわかりますね。
牛
黒毛和種の「みかわ牛」や交配種の「あいち牛」など愛知県の各地域で積極的に牛肉のブランド化に取り組んでいます。特にみかわ牛は愛知県全域で生産されており、肉質等級4以上のみがブランド名を名乗ることができるなど高級牛へのこだわりがあります。
牛に付随して乳牛も生産量が高く、愛知県の学校給食では愛知県産の牛乳が支給されているようです。
まとめ
今回は愛知県の名産品についてご紹介しました。愛知県の名産品には歴史があり、海産物・農産物・畜産物と特産品に溢れている魅力たっぷりな県であることが伺えますね。
マルチュウスマイルでは、150年を超える魚介類の販売業を活かし、地元の食材を生かしたミールキットや加工品、海産物を販売しています。
普段使いはもちろん、記念日などにも利用いただけるプロが選んだ海産物を豊富にお楽しみいただけます!
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そんな時は自宅で愛知県の名産品を手軽に召し上がっていただけますよ。
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