マルチュウスマイル

うな重・うな丼・ひつまぶしの違いは何?老舗水産物商が解説

うな重・うな丼・ひつまぶしの違いは何?老舗水産物商が解説

うなぎを楽しむための代表的な料理として、うな重やうな丼があります。これらの料理はどれもうなぎを主役にした美味しい一品ですが、それぞれに明確な違いがあることを知らない方も、実は多いのではないでしょうか。

そこで、今回は150年以上の歴史を誇る水産物商「マルチュウスマイル」が、うな重とうな丼の違いについて解説します。

うな重とうな丼の違い

うな重とうな丼の特徴を以下の表にまとめました。

料理名特徴
うな丼丼に盛り付けられている
うな重・重箱に盛り付けられている
・肝吸いが付く

それぞれの特徴やうなぎの量、気になる値段の違いについても詳しくご紹介します。

うな丼の特徴

うな丼

「うな丼」とは、どんぶりに盛ったご飯の上にうなぎの蒲焼がのったもののこと。江戸時代後期に誕生したと言われています。うな丼と一緒にお吸い物や漬物がついてくる場合もあります。ファストフード店でも比較的手軽に食べることができるため、幅広い層の人々に親しまれているメニューでもあります。

うなぎの量

うな丼には、うなぎの頭や尾が使われることが多く、お店にもよりますが、うな重よりもうなぎの量が少なめとなっています。うなぎが少なくても、お吸い物や漬物をセットで提供するお店もあるのでご飯の量とも調整できるでしょう。

値段

お店や松竹梅のサイズにもよりますが、うな重やひつまぶしよりもお安くいただける値段設定となっていることが多いです。

うな重の特徴

うな重

「うな重」とは、その名の通り重箱に盛られたご飯の上にうなぎの蒲焼がのっているもののことを指し、明治時代、温かいまま出前でお客さんへ届けられるように重箱を使ったのがきっかけと言われています。

中にはご飯とうなぎが交互に重ねられた豪華なものもあり、「うな重ね」とも呼ばれています。また、うな重には基本的には肝吸いがついてくるのが特徴です。

うなぎの量

うな重は、重箱が丼にくらべて大きいため、身が厚くて太い胴の部分が使われ、うなぎの総量がうな丼よりも多い傾向にあります。

値段

うな丼と比較すると、前述のように使用される量や部位が異なるため、よりお高めな設定となっています。

ひつまぶしとの違いは?

ひつまぶしとの違いは?

あまり、馴染みがない方もいらっしゃるかもしれませんが、「ひつまぶし」という愛知県名古屋市の郷土料理も、うなぎを美味しく食べる方法の一つとして挙げられます。

ひつまぶしは、おひつに盛られたご飯の上に、小さく切ったうなぎの蒲焼がのっている料理を指し、お店で注文すると、お吸い物の他、ねぎや海苔、わさびなどの薬味、お茶漬け用の出汁、漬物がついてくるのが特徴です。

また、食べ方にも特徴があり、一膳目はそのまま、二膳目は薬味をのせて、三膳目はお茶漬けにして。そして最後は、お好みの召し上がり方でシメるというもの。美味しいうえにさまざまな食べ方を楽しめる料理として知られています。

うなぎの量や値段、焼き方の違いについてもご紹介します。

うなぎの量

うなぎの蒲焼は小さく切られていますが、うなぎの総量としては、お店ごとやサイズにもよるのでそれぞれと言えるでしょう。

値段

うな丼よりもお高めですが、うな重と比較するとこちらも、お店やサイズにもよりますが、ひつまぶしの方がお高めな傾向にあります。

うなぎの焼き方の違い

さらに、ひつまぶしとその他の料理との違いと言えば、蒲焼の焼き方が異なることも知られています。それは、ひつまぶしの焼き方とうな重の焼き方が違うというより、東日本と西日本でうなぎの焼き方に違いがあることによります。

ひつまぶしは西日本の焼き方のものが多いので、結果的にひつまぶしとうな重の焼き方にも違いが生じやすいです。

<うなぎの焼き方の違い>
  1. 東日本の焼き方…うなぎを一度白焼きにしてから、蒸す工程をはさんで、さらに焼いて仕上げる。蒸すことでうなぎがふっくら柔らかくなるのが特徴。
  2. 西日本の焼き方… うなぎに蒸す工程をはさまず、タレをつけて焼いて仕上げる。このような西日本の焼き方のことを、地焼きという。最初から最後まで「焼き」のみで仕上げることから、パリっとした食感と香ばしさが際立つ。

まとめ:自宅でうなぎ料理を味わうならマルチュウスマイルがおすすめ!

今回は、うな重とうな丼の違いについて解説しました。ご紹介してきたように、うなぎにはさまざまな食べ方があります。特徴や値段に合わせてぜひ、お好みの料理をお楽しみください。

また、愛知県で慶応三年から水産物商を営む「マルチュウスマイル」では、これらの料理をご自宅で手軽に楽しむことができる商品を販売しております。

まとめ

あらかじめカットされた炭火焼カットうなぎは、うな丼やひつまぶしを手軽に作ることができます。

当ショップでは、愛知県三河一色産のうなぎを使用。秘伝のタレにつけ、うなぎの美味しさを引き立たせながら、手焼きという製法にこだわり、一つ一つ丹精を込めて焼き上げております。手焼きの製法で、タレの美味しさも、香ばしさもそのままお届けできるよう、焼きたてを真空パックにし皆さまへご提供いたします。

まとめ
愛知県三河一色産 炭火焼うなぎ蒲焼き 約120g×2尾入り (特製タレ・山椒付き) 7,800円(税込)

うなぎ好きの方や、より美味しいうなぎをお探しの方は、ぜひ一度、愛知県産のうなぎも試してみてくださいね。

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